北への旅を終えて間もなく奈良に転勤、平穏な毎日を過ごすはずだった。
しかし奈良で待っていたのは「焦燥と不安」そして職場内での板挟み…。
翌年の夏。仕事を辞め、北アルプスの山小屋で３ヶ月、 いろんな事を考えて過ごした。→山とブドリ「北アルプス」へ飛ぶ
様々な想いが「自信」としてまとまり始めた頃には、もう小屋終いの時期でバイトの期限が迫っていた。山を下りねばならぬ。けれど、まだ時が必要。
もっと「自分を信じる」ための時間が。
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北への旅を終えて間もなく奈良に転勤、平穏な毎日を過ごすはずだった。 翌年の夏。仕事を辞め、北アルプスの山小屋で３ヶ月、 いろんな事を考えて過ごした。→山とブドリ「北アルプス」へ飛ぶ |
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「もっといろんなものを見て。いろんな人に会って。いろんな話や考えを聞いて、その度毎に深く考えて。いろんな事試してみて。そうやって〔自分〕を見つけてみる。−それを今は自由に、何にもとらわれずに思いっきりやろうと思う。今はそうする事が、自分にとって必要だと思うからこそ、そうする。体動かして、それを確かめてみたいから。とにかく、寒くなるので、南へ下る」〜Ｈ４年１０月１９日の日記〜 平成４年１１月７日。岐阜県を振り出しに、ブドリは南へ進み始めた。愛機ＳＸ２００Ｒと共に、宛のない彷徨。 |
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